日活ロマンポルノとAV(アダルトビデオ)の違い
2016年に日活ロマンポルノリブートプロジェクトが始まり、新作が制作されることが決まりました。
このニュースに関して「無修正のAVが見られる時代にロマンポルノなんて需要あるの?」と思った人もいると思います。
しかし日活ロマンポルノとAVは全くの別物です。今回はその違いについて簡単に説明してみようと思います。
モザイクは使わない
日活ロマンポルノはAVのようにモザイクを使いません。なぜなら局部を映さずにより官能的に撮ることが監督と女優の腕の見せ所だからです。
そもそも本番行為を行っていません。女優は体の動きや顔の表情で、監督は撮る角度や独自の技法を使ってエロさを表現するのです。
AVのように局部のどアップが映し出されて画面いっぱいにモザイクがかかっているという興ざめなシーンはないのです。
出演者が全員演技のプロ
日活ロマンポルノというくらいですので、出演者は日活の女優です。もちろんそうでない人もいますが、全員の演技力が高いのです。
ストーリー仕立てのAVではAV女優や男優が演技をしていますがセリフは棒読みです。全く感情移入することができません。
日活ロマンポルノは脚本もしっかりしているので登場人物に肩入れして鑑賞することができます。
絡みのシーンの反応が特徴的
AVの場合、ほとんどの女優が同じように反応し、同じように喘ぎます。絡みの流れも最終的には正常位で終わるというパターンが決まっています。
しかし日活ロマンポルノでは女優ごとに絡み方に特徴があります。また出演作ごとに反応を変えているので同じ女優でも様々な絡みシーンを楽しむことができます。
何度も見ている女優でも作品ごとに「今回はどんな絡みを見せてくれるのだろう」と期待して見ることが出来るのです。
簡単に違いを説明しましたが、無修正のAVが無料で見られる時代にも日活ロマンポルノの根強いファンがいることが理解していただけたと思います。
AVを見慣れているからといってロマンポルノで興奮しないということはありません。むしろAVを見飽きた人こそ見て欲しいと思います。